モントリオール(カナダ)の研究会:非平衡統計(とくに、large dcviation 関係)の物理と数学の境界あたりにメインがあるような感じの位置づけで、ドレスデンのときの生物への応用などはない。数学に重心がある話は、細部は理解できず、物理的には自明に思…

エネルギー論を満たす確率的オーダーパラメータダイナミクスを解析して、熱伝導下相共存の解析をする論文を執筆中である。発展方程式にオリジナリティーを主張する気はなく、「オンサーガ理論による」の一言でもいいのだが、論文では、そのモデルについて紹…

ドレスデンで1週間の研究会があった。Stochastic thermodynamics :Experiment and theoryという題名で、ゆらぎの定理からの発展に関わってきた研究者が集まった。特に、50歳以上の古株に加えて、40才以下の新しい研究者がでてきたのが特徴かもしれない…

はてなの日記がなくなって、はてなブログに移行する必要があったので、引っ越しした。使いかたがいまいちわからないのでテスト。 そもそも、半年以上日記を書いてなかったし、このまま自然消滅かなぁ、、と思ったけれど、自分の記録は保存したいの以降した。…

月曜日

セミナー:phase field model という25−30年前に流行った話に関連して、真面目で未来があって楽しい物理を議論する。僕がやっていることとも緩やかに関係するが、当面はそれとは関係なく、特定の現象を定性的に説明することを目指しつつ、現象の記述やミ…

土曜日

さらに2週間とんだ。この4週間は、記憶があまりない。。膨大な仕事があって、あいた時間に研究もどきをしていたが、ちっとも進まないし、論文等は全て宙ぶらりんになっていた。それでも、共同研究者たちから色々なノートが送られてきて、再スタートに向け…

月曜日

2週間とんだ。日記再開して、すぐにこけている感じか。この間、色々と忙しくしていて、研究の時間はまともにとれていない。大体1月は、大学教員にとって、1年でもっとも忙しいのだが、今年は比較的余裕があると思っていたが、甘かった。立て続けに仕事が…

月曜日

熱伝導気液転移:最後の一点をめぐる戦いの一つの焦点として、「相加性の破れ」がある。例えば、線形応答理論+素朴な相加性で、界面温度が転移温度と等しいことを示すことができる。つまり、変分原理の結果は、相加性の破れを必然的に伴うわけだが、逆に、…

金曜日

研究ノート(熱伝導気液転移)の検討。圧力ゆらぎの論文草稿(学生執筆)の検討。Macs でカテゴリー。。カテゴリーは少し時間が離れると、頭から抜けてしまう。「馴れ」が定着しないんだよなぁ。対象と射を色々と変えて関係をみていくときに、混乱したり、見…

木曜日

あけましておめでとうございます。って、11月25日から日記を書いてなかった。この間、阪大の集中講義などイベントがいくつかあった。研究もいくつかのテーマが進行しているが、どれもやや暗礁にのりあげている感じで中々辛い毎日である。特に、熱伝導下…

土曜日

国際会議が仙台であった。イントロだけしっかり準備した。本文は詰め込み路線でいくと短時間の説明が難しいので、早々に講演を切り上げて、質問を待つ路線をした。質問がでなければ太田さんを指名するなどでつなぎ、出なかった質問は自分でする、という構成…

金曜日

↓の話は、符号が間違っている、との連絡を月曜日にうけて、のたうった。すぐに2か所の間違いを見つけて、3箇所目を直してこれでいいと思った。しかし、次の日、3か所目の修正の余波が後ろの方にきて、もう1回符号がひっくり返る。。。と。おかしいなぁ、…

土曜日

11月8日、矛盾した結果しか得られない。「1=0になるんだ!」と家で叫んでいた。多分、形式はできているはず。1次転移からの線形応答という普通にやれば特異的になって計算できないのを、少なくとも、平衡系の数値実験をすれば、線形応答領域での物理…

土曜日

下でいいかもしれないと思ったアイデアは、毎日、少しづつノートにした。やっているのは、1次転移+線形応答の形式をきちんと書く、ということである。(標準的な方法で?)書き下すと、確定した量を使って表現できない、という事態になっていて、困ってい…

日曜日

先週は、台湾で国際会議があった。気になる研究を知ったし、立ち話で色々と話しをしたし、有意義なことだけみればよかった。しかし、出張中は色々な仕事は止まるので、これがいいことなのかどうか。。厳しいなぁ。自分の研究もひとつだけ「宿題」を持って行…

月曜日

科研費申請書:熱伝導下の気液転移(の実験)で書いているのだが、いよいよ大詰め。(web入力分も入れた)全部書いた版で数えて、version 4までいった。多分、ver. 5を提出することになる。来週は台湾での国際会議があって、熱伝導下の気液転移で講演する。…

土曜日

学会後、月曜から(個人比的に)凄い数の用務があって、あっという間に時間が流れた。研究会が基研であったが、全くいけなかった。そうこうしていても、アメリカ、ヨーロッパ、日本からノートが届き、対応したいのだが、、うぬぬぬ、、となっている。どれも…

日曜日

岩手で学会があった。色々と面白い講演や勉強になる講演もあったのだが、今回は、「熱伝導下の気液転移」に関する(インフォーマルな)話がたくさんあって、それに集中気味だった。特に、「数値実験はじめています」「理論的解析可能モデル考えています」「…

水曜日

先週、らふぁえる(=るふぇーぶる)が1週間来ていた。研究会とかではなくて、単純に1週間滞在して毎日議論しようという企画である。当初の予定ではその週はゆったりしているかな、と思っていたけれど、論文改訂稿作成の最終チェックおよび学会1週間前で…

月曜日

学会までに絶対に終わらせないといけないとしていたことは、学会の領域代表としての仕事(=今晩予定)を除いて大体終了したかな。特に、「熱伝導下の気液転移」についての論文の改訂は重かった。二人の査読者のコメントが膨大で、それらに対応して、かつ、…

土曜日

あっという間に9月になっている。論文の改訂作業は続いている。膨大な査読者コメントの全部に何等かの対応をして論文に反映させたり、応答を考えたり、8月上旬の穴埋めを考えたり。このあたりで、8月上旬に田崎さんに指摘された問題を明示的に書いておこ…

火曜日

昨夜からふと、「線形応答領域で運動エネルギー計算できたら終わりやん」と気がついて、定式化と計算をはじめた。5月は変分原理そのものを目指していたのだけど、「現象論的仮定」に相当するのはもはや一点だけなので、それをミクロからパス通したら十分と…

日曜日

↓で書いたノートは月曜日の深夜に破綻が判明した。火曜日の夕方あたりはかなり消耗していたが、火曜日の深夜に筋の見直しをやって、現在まで生きている。無条件で変分原理がでるわけではなく、巨視的には定常状態についての条件が必要で、それをどのように選…

土曜日

↓からさらに1週間、のたうっていた。12日に書いたノートは間違いではないが、理解の役に立たないものだった。何というか、まだ全体像もよく見えてない。表現を変えると見え方が違っていて、それにふられて誤解したイメージをもってしまって、それを訂正す…

土曜日

8月第一週までに、講義関係も事務関係も終え、第2週は研究関係を中心にして、色々と先のばしにしていた「書き物」をすすめる予定にしていた。ところが、次々と予定外のことがきて、さらに先延ばしせざるを得ないのも。。研究は、水曜日に学習院にいって、…

土曜日

何とか昨日までに諸々の案件を終えたかったのだが、いくつか積み残した。それをやっつけながら、論文などについて。。研究では、PDのアンドレアスが綺麗に関門を突破して論文書きモードになった。とある問題に関して、「あれ」と「これ」で攻略できるのでは…

水曜日

暑い中、片道30分歩いて講義室にいって、フィードバック。その他、諸々。今週は色々な用件がある。月、火は東京に事務的な用事で出張していた。出発前に16年前のノートを印刷して、行の新幹線で、ちょっとした拡張を試みる。できたと思って、帰りの新幹…

日曜日

もうすぐ7月が終わる。4,5月がバタバタしていたのは覚悟していたが、6月、7月が想定外のドタバタでやっと終わりが見えた感じがする。ただし、仕事をこなせないので、「8月にします」と延期したのが2件あるので、本来のTO DO を全部こなしたわけでは…

月曜日

予定通り、論文をarXivにあげた。1月くらいから書き始めて、3月公開を目標にしていたが、スケッチだけで終わった。4月に再開したが、細部が気になってきた。4月は現在の付録II節を考えなおし、5月はミクロから考えなおし、5月下旬には、本文の計算もや…

日曜日

空港で書いている。時間感覚がよくわからない。研究会のメインテーマが僕の主テーマと違っていることもあって、ほとんどの講演は、ふーん、という感じになっていた。非平衡統計もいくつかあって、クリスのショートカットの話、Julicher のグループの(PDたち…