課題

研究課題の選択は、大学院生を含む研究者にとって先を左右する大きなイベントである。なにはともあれ、自分が楽しめるようにしたい。力んだ選択は長続きしないし、意に沿わないことをするのも長続きしない。肩の力をぬいて、自分だったら、これをすれば面白がれるかな、というあたりからゆっくりはいっていくのがいい。そして、ともかく手を動かすこと。ここで歪んだらだめだ。その上で、具体的なことに関しては、自分の力以上にだしきって戦う。歪んだ選択をして、かつ、精一杯がんばろうとするのは、もっともしんどいうえに結果がついてこない気がする。