駒場での修士論文発表会が終わった。修士の３人は、十分に練習されたよい発表だった。（先週末に３人で２泊３日の卒業旅行にいったらしいが、発表に問題はなかった。）修士論文の中身についても、本人たちの努力は伝わったと思う。修士では、自分なりの課題…

最近ずっと気持ち悪かった点のひとつについて、気持ち悪さの出所がやっと分かった。算数で言ってしまえば、「和と差の積を平均する」のと「「差の平均」と「和の平均」の積」が違う、というようなことに相当していた。物理量としては、「差の平均」、「和の…

駒場での最後の講義が終わった。準備不足で冴えない感じだったかもしれない。（時間に追われる切羽詰まっているのと、研究がつまっているところがあって落ち着かないのとの両方で、情けない調子になっている。）２月の講演ｘ２と３月の講演をキャンセルした…

次女、千葉での最初で最後の公式戦となる１年生バレーボール大会。一生懸命にやりながら短期間にうまくなっていく様子を見るのはこちらも元気になる。少し気になることがあって、長女のときの県総体のDVDを見る。 ここに僕の記録 がある。（次女もその試合を…

およそ１ヶ月にわたって各方面と調整したり、議論したりしてきた案件二つがとりあえず一区切りついた。ほぼ同時に。どちらも１月末までにやらないといけなくて、来週、僕はずっと関東なので、今日が事実上最終日だった。僕の動き方について、（後づけの）今…

そういえば、ボルツマンメダル の発表があった。よならしにおさんはもう時期が違うと思っていたので少しおどろいた。６月にイタリアでお会いしたときもすごくお元気だった。山の上のバンケット会場まで歩いて行っていたらしいしなぁ。（僕はタクシー。）地中…

月の深夜、火の深夜は、２次元のMDを組んでいた。（深夜とは２３時〜２６時くらい。深夜くらい自分の時間を確保させてくれ。）全くの素人だが、１０年前にO(N)アルゴリズムで観察するくらいのプログラムは書けるようになった。以前のプログラムを必要に応じ…

粒子系の「平均場理論」...。例えば、ガラス転移でもMCTやレプリカ理論などは、格子系なら、無限レンジ相互作用で厳密に成り立つ模型がある。そこから有限次元への展開は簡単ではないがともかく拠点はある。他方、粒子系だとMCT近似や液体論＋ケージ展開など…

講義準備（その１）：超音速流を実験室でつくる。設定のアイデアを堪能し、具体的な計算に入る前の準備に相当する式をさっと書けるかどうか..を確認する。文献を読んでいても準備の正しい理解が自明ではなく、それらは学部の講義に埋まっている。（例題での…

センター試験の監督：京大のは２０年近くぶりで前のことはほとんど記憶にない。何もトラブルがなくてよかった。しかし、非常に疲れた。昨年の（駒場の）外回り警備とはまた違う疲れ方か。昼ごはんはローソンで買ったカップ麺を休憩の２０分の間につくって食…

今週は夜遅く朝早いので睡眠時間が短い。明日はゆっくり休んで、、とはいかず、試験監督が朝からある。場所とか流儀とかはっきりしないので、早めにでるとすると同じように睡眠不足になる。１月は何やかんやとバタバタする。研究は隙間の基本瞑想モードで、…

Ｄ論審査２件（今年度５件目）。課題研究振り分け。その間に提出物１，２，３〜。さらにその隙間に白石単著論文の赤入れ。土曜日までタイトなスケジュールになっていて、日曜日に講義準備、月曜日に講義で、火曜日締切文書がある。結構きつい。（助けてもら…

駒場、Ｍ２の３名が修士論文を提出する。それぞれ個性がよく出たよい論文になったと思う。締切は木曜日だが、２日前提出；遅くても前日提出にしている。ふと数えてみると僕が指導して修士号をとった院生の数は（今年度も含めて）２４名になる。修論までだと…

大雪の中、長女の成人式と次女のバレーボール大会。昨日の数値実験の結果を精度をあげて理解しようとするが、今のところ難しくて手がでない。それまでの理論的に理解できている状況と反対の極限の要素があって、その扱いが良くわからない。（気になることは…

岩井論文ver.0に向けて集中。何とか火曜日にはver.0になるかな。僕は知らなかったが、岩井君は、大学院に入った当初から、「論文を書いてマスコミに就職する」と言っていたらしい。（冬休みの間に岩井君が英文原稿を書くところまできたので）、実現するかど…

この４日間で対応しないといけない案件たちを全部終了..とはいかなかった。３つこぼした。京都と東京の流儀の違いに慣れない毎日である。会議での報告の仕方が微妙に違っておたおたする、という軽いことから、書類や事務対応など慣れないことからくるストレ…

朝からずーと色々な件の対応。根本くんとの議論予定もどんどん後ろにまわって夕方からになった。うん、生実験ではないが、計算法として意味があるかもしれないところを切り込んできた。（１年前に盛り上がった話だが、完全に忘れかけていた。夏にもりあがっ…

新幹線の中で最大限の集中で考える。二つの論点がまじりぼやける。ともかくまず一つから...。途中で眠ってしまったではないか。。で、起きたとき、見えた。毎日見えたつもりになって、喜んで、つぶれているが、堂々めぐりなわけではなく理解は確実にすすんで…

あ、いやぁ、まぁそのう...昨日、「感触としていける」と書いた感触は信用ならなかった。伊丹くんと議論したら、つぶれてしまった。今日のところは、式だけを真面目にみると、「音速程度で（反対側に）ぶっとぶ」ということになるなぁ。でもこんなことは絶対…

朝の布団の中まだちゃんと目が覚める前、かってに頭の中で論点をおさらいして、見えた。昨夜、風呂上がりもぼーと考えていて、寝る前はちっとも見えなかったのに。。僕は、朝おきてすぐに分かることが多く、そうなってくるといい感じになる。ただし、（昨日…

伊丹論文：「特異非平衡」なんて仮題をつけたせいか、大変なことになっている。摂動計算の設定を少し変えるだけで、ピストンが音速で走ったり。（いや、それどころか、発散する？）全く謎だ。でもねぇ、特異摂動の大学院講義でやっている通り、素朴な計算や…

１月４日の講義準備。ふー。２４時までかかった。かなりのピンチだった。大学院講義は、位相記述：リミットサイクルを示す同じ系がふたつある。それぞれにゴミが少し入って、少し相互作用する場合を記述せよ、という問題。これも典型的な特異摂動問題で、例…

伊丹論文：理解してなかった....。おかしいなぁ。（こうやって混乱を繰り返して、正しい理解に到達するのだが。。）講義が1/4にあるのでその準備をはじめるが、↑のためできなかったか。やばいかも。。

昨年は、おそらくもっとも研究する時間をとれなかった1年だった。研究外用務に要した時間をまじめに数えると驚く時間になるだろうなぁ。とにかく、無理せずに、耐えてしのごう...と自分に言い聞かせていた。3月末まではまだまだ続くはず。４月からは生活が一…