Harada-Sasa

査読者への返事かき。「一般性がないからだめ」というこの方を説得できれば受理にもってこれるとふんで、慎重に構成を考える。原田さんが的確につくってくれた案を材料にして、自分の意見を加え、構成をいじる。今日は時間がとれたので、ほぼ一日、これと格闘していた。完成までだいぶ時間がかかるだろうな。


若かりし頃、価値の論争になったときは、わからないやつはわからないでいい、と開きなおっていた時期もあったかな。これはよくなかった。内容を理解している相手に対して、価値に関する意見の食い違いがあるなら、あの手この手を考えながら、価値をみとめてもらう最大の努力をすることは、自分にとっても得になる。だから、こういうところで手を抜いてはいけない。