土曜日

Nakamura-Sasa 論文の手入れ。ここまですべし、という強い決意をもって、何とか予定したところまでこぎつける。

最近、ニュースはインターネット経由でみることが多くなって、新聞をほとんどみなくなったのだが、ちょっとした時間の隙間に新聞(朝日新聞)を開いた。偶然、米本昌平氏が書いた韓国のES細胞捏造事件の記事をみてしまった。驚くべき内容だった。この人の名前は見たことがあるけれど、どういう人かは思い出せない。しかし、新聞に書いている内容は無茶苦茶である。今回の捏造は、生い立ちがどうのこうのという次元の話ではない。過熱競争の犠牲者という位置づけもありえない。科学に対する信用失墜行為、および、巨額投資に対する背責行為は、国際的科学者社会、および、韓国社会から、相当の厳罰をうけて当然である。どこをどうみれば、犠牲者という言葉がでるのか、全く理解できない。新聞社は、これをひとつの見識として掲載したのだろうか? きわめて少数の意見だと信じるが、単純に、呆れる。