月曜日

国場研セミナー:SLE(Stochastic Loewner Evolution)からStochastic を引いた対象について。複素解析の予想をめぐる話からはじまって、LE がKP階層の古典版と何らかの対応があるという話まで。話だけなので、へぇーとしかいいようがない。そもそも、KP階層も話しか知らない。ただ、今日の話は全く知らない事柄ばかりだったので、知識は増えた。ふーん、CFT だけでなく、ソリトンまで関係しているのか.... なんのこっちゃ。。しかし、複素解析の地味目の話(単葉関数論?)が何十年もかけて細々と独自に進展してきて、この数年で急速に他分野と接点をもっていくというだけでエキサイティングだ。

あ、佐々研セミナーもやっている。↑とぴったり重なっていたので、こちらの時間をずらした。今日の大槻君の話は、データとしてはそろってきているので(大槻君の単名)論文までつめろの段階かもしれない。つめるためにすべきことのアイデアをもっとも出していただけるであろう福島さんが所用で留守だったのはタイミングが悪かったかもしれない。