金曜日

project-HG: 厚さ10nm-100nmスケールの断熱シートがあるとせよ。溶媒をこの薄いシートで区切って、両側の温度をT_1, T_2 とする。レーザーをつかって、シートの両側に電荷コロイドを2次元的にいれる。2次元領域の動ける範囲もレーザーで制御できるとする。コロイドが希薄だと、両側のコロイドはすきかってに動く。粒子間相互作用のみを介して、高温側から低温側に熱伝導が生じている。で、2次元可動領域をだんだん狭くして、コロイドを濃密にしていくと、、、へへへ、、、よーし、というのが今日の到達点。少なくともアニメでみる限りは、十分に期待できる。予想として、○○が見えるはず、と研究室セミナーで喋ったのだが、それはこれから測定する。(○○がでなくても、現象として、モデル系でも実験系でもみたことがないクラスの現象が起こっているのは確認済みなので、しばらくは楽しめる。)○○の中身は見えそうになったら書く。

この系を考えて、○○を予想したのは、歩いていて突然思いついたわけではない。もちろん、先行研究の論文をみて2番煎じを考えたわけでもない。昨年、全然違う話題について林さんと議論しているときに、脱線して成り行きで生まれた案である。(林さんは、今、別課題で超多忙であり、これを見ないままにするのはもったいないので是非とも5月中にみたかった。)

粉体系のshear thinning指数:大槻君が早速あれこれと補強データをとったので、あれこれ議論する。まだクリスタルクリアーな状態ではないが、案自体はつぶれていない。(というか、補強された。)来週の月曜日は、実にタイムリーなことに、波多野さんのセミナーがある。そこで一気につめてしまおう。