日曜日

某所で計算していると、「あいかわらず、よくやってますねぇ」とありきたりのセリフで知人たちが声をかけていく。突然、僕のノートをみて、「なんで、こんな方法でやっているのですか。そこは、○○でしょ?」と指摘する生意気で見知らぬ若い学生がいる。返答に窮して、「いや、、まぁそうかもしれないけど、この方がミスがなくていいのです。そういう格好いいことは最初にやるのはよくないんですよ。」とわけのわからない答えをした。「わかっているのだったら、いいですけどね」とその見知らぬ学生が答える。「ええと、、学生ですか?」「はい、M1 です。」.... 目ざまし時計でおきた。現実に似たことは今まで何度かあった気がするが、最近すくないな。そういう場面に遭遇すれば、それだけで楽しい学会になるのだけど。

刺激的だったせいか、布団の中で、夢のつづきを考えていて、何か方針のひとつがでてきた気がする。みやまくんの結果の理解をめざして、岩田さんとの結果を発展させる道があるかもしれないな。。さぁ、学会だ。

学会。午後の生物物理のせっしょんが全体として面白かった。特に、いのもとさんの話は、色々と考える方向があるように思う。(甲斐さんの顔を思い出したら、いのもとさんに失礼かもしれないけれど、いやぁ、粗いけれど方向性は完璧にそっちにあると思う。あの手の話がどれくらいあるのか、高木さんにきくと、あまりポピュラーではないらしい。)

そのセッションの合間に、たけなかさんに色々と教えてもらう。(僕が興味をもっている課題の論文たちを先日教えてもらっていた。)

午前は、吉野さんの話が印象的で、講演後と夕方にあれこれ教えてもらった。生成汎関数をつかった話自体が最近の学会(領域11)では珍しいからなぁ。、。その講演を聴きながら、太田君が次にやるべき課題は明示的になったように感じた。(直接の関係はないけれど、そうだよな、、あの計算ができるよな..と。)

朝のみやまくんの発表はよかったが、最後にエンジンが切れたみたいだった。昼休みに竹内さんにDP の空間の臨界指数の細かいことを、色々教えてもらう。