火曜日

疲労気味で午前中もずっとお腹の具合が悪く、講義の開始にも「勢い」がいった。熱力学講義でも黒板の前で「あれ?」と少しとまった。(Q/T=Q'/T' の説明。これがあれば、エネルギー方程式まで出せるのだが、それはレポート。)昔はちょくちょくあったが、この2,3年では全くありえない事態だな。どうしたんだ。。

まだ、Komatsu-Nakagawaとの関係で腑におちていないことがあったので、朝にちょこちょこやっていた。矛盾はないし、整合しているのだが、なんか変。導出を小松さん的にしても、僕の結果になるのは変わらないけれど、導出なしで小松さんたちの結果からめくっていくと、色々と技巧を使わないといけなくてすっきりしない。まだ見えきっていないのだな。

岩田さん、太田くん、みやまくんとそれぞれ議論。最近、スピン系の研究室みたい。大田くんの話は、昨年の夏に僕もちょっとだけ書いてみた式だけど、何かおかしいなぁ、、とおいていたのをもうちょっと進めていた。ふむ、そうか、何かできるかな。。。岩田さんの話は、ベーテKCM で、動力学を脇において、χ_4 とか相関長の発散を推測しよう..という(もしできるなら簡単な)練習問題だが、まずまずのスタートか。みやまくん、、「固体とは何か」という超基礎的なことについて。。(あたりまえだというなかれ。定義をしっていても、具体例で色々と考えれないとダメなのだから。)

どれも初歩の初歩のあたりだけど、初歩的なことで正しく右往左往することは非常に大事でだと思う。研究の架橋にはいれば、できるものはできるし、できないものはできない。そこでの勝負は運が大きい(自分の能力固定なら。)それに対し、初歩的なことを皮膚感覚的に焼き付けることは、確実に自分が成長していく。