水曜日

前日の9時から最終日16:30までの5日間の学会はさすがに疲れた。もう少し色々な講演を聴いたり、議論をしたりできたかもしれないが、難しい。昨日は疲れてリタイアしたし。それでもきわめて気分がよい。大久保さん、板倉さんの議論で、直接的な収穫があったことと(今日の太田君もふくめて)自分たちの講演がうまくいったためだろうか。

何人かの方から、講演に対して「興奮した」とか「素晴らしかった」という励ましの声をいただいた。素直に嬉しい。こんな機会はそうそうあるものではない。もちろん、自分たちは、自分たちの理論の発展の難しさを十分に承知しているので、浮かれることもない。実際、非常に冷静な空気にいるのは自分で感じる。

今日の午前ご午後に関連する講演がいくつかあった「レオロジー基礎論」については、確実に材料は増えているが、色々と(大きな方向について)考えることがある。悩みどころかもしれないけれど、悩む余裕もないのでしばらくは流れていこう。