木曜日

2002年9月22日の夜、西船橋だっけ、中原さん、大槻さんと飲んでいた。異常な流れの基礎をつくろう...てなことをいっていた。中原実験本格的再開の記念すべき日だった。今日渋谷の夜、中原さん、はたのさん*1と同じようなことをいっていた。この6年、理解は深まったけど、異常な流れについて本質的に新しいことを見出していない。次はどうかな。。とりあえず4年。

今日の午後、はたのさんのセミナー。一番面白かったのは未公開部分のトピックだった。(粉だとわからないくらい)無茶苦茶簡単な設定までおいこんで非自明な様相を提示していた。夕方会議で抜けたときもずっと考えていたが、よくわからない。k-core 的な部分もあるし、Otsuki-Sasa 的な部分もあるし、Iwata-Sasa (JStat) 的な部分もあるのだが、全体を通す筋がない。無茶苦茶簡単な設定で単純な問いに追い込むのは僕の好きな路線である。(で、それに応えられないなら、僕らがアホということ。)

「昨年セミナーに来てもらったときには、論文をでっちあげたけれど...」と紹介したけれど、それは2年前だった。さぁて、今年も論文をつくろうか。そういう短期的な話はともかく、長期的には、やはりレオメーターを使ってpure physics をできるかどうかが鍵だ。6月9日に本郷で喋ったあとで地震研にお邪魔して、まずちゃんと現物をみることからはじめよう。

*1:いつまでもいわれるのは嫌だろうけど、佐々研1期生である。ちなみに太田君が11期生。