日曜

週末TO DO を最低限こなしたが、気が滅入ってきたので、途中で打ち切り。

格子模型。BM模型とdimer模型の中間あたりを練習してみる。途中まではうまくいくが、最後にいくまえにへたる。なるほど、可解というのは絶妙なんだな。解ける場合と解けない場合の境界がちっとも見えない。やはり、対称性によるうんたらを理解しないと話にならないのか。たった数時間の付き合いだしなぁ。(たとえば、特異摂動なら膨大な時間の付き合いがあるので、どんなに変種がきてもある程度の対応ができるし、前回のMCTみたいなクレージーなものでも何とかなる気がする。)集中講義を誰かに受けようか。

でもおかげで絵がよくみえるようになってきた。最密充填はやはり手で計算できないとおかしい気がする。とりあえず、数値実験で到達した値よりも高い濃度の充填方法は分かった。もっと高濃度になりえると思う。(最密充填は非周期的充填だと予想しているけれど、それを示すだけでも面白い。)

当面の目標は、K-転移を明示的にすること。これは、「配置が乱れたままエントロピーが消える転移点」だと定義するのがもっとも綺麗だ。もし、2次元パタンを1次元の時間発展だと思うと、"week chaos" そのものである。あるいは、CA の時空パタンではType IV がそれに相当する。この転移点は「到達するのが極めて困難」な故に隠れているが、その属性を暴く時期になっている。従って、何としても単純な模型で欲しい。

太田模型も多分同じクラスだろう。(2次元系でもそうだと思う。単純なAFでは役不足で、これはdimer 模型が役不足なのと同じ。しかし、まだ欲しい模型のカギがちゃんと見えていない。BM模型や太田模型も2次元ではダメかもしれない。)