月曜日

遅まきながらやっとBM模型のべーテ解析をする。過去2度ほどやろうとして混乱したのだった。どうもべーテ近似を理解していないらしい。帰りの電車で、Mezard-Montanari を読む。非常にいい本で、色々なことが明晰に理解できる。今度こそべーテを分かったので帰宅して書く。多分、出来た。状態方程式を書いてみると、、ふーむ、ま、2次元の数値実験とはどことも合っていない。(低密度領域であっている(僕の)平均場の方が定量的にはいい。)高密度側では、トリー上の自明な充填値である0.666に向かっているように見える。これは大きな値なので、負のエントロピーを生んでしまって、特異性のサインとなっているが、、これだけだと本当にどうしようもないなぁ。しかし、これを 1sRSB cavity まで拡大すると、(ランダムグラフ上の)K-転移がでるのだから、全くもって驚き以外の何物でもない。折角の機会だし、いい本もあるし、この流儀でK-転移がでるカラクリを自分でも見てみよう。

講義はリズムが悪い。週4回はきついなぁ。集中力が続かない。