金曜日

BM模型と等価な増殖するまるこふ過程:地道に色々と調べる。状態方程式もそれなりの精度で測れるが、いかんせん「滑らかかどうか」を数値的に見るのは大変苦しい。しかもその転移が起こるとしても、密度の3桁目以下の勝負になっているので、非常に厳しい。ま、ともかくGW 中に基本的なデータはとる。

その一方、状態方程式以外の量を考える。オーバーラップは原理的には可能だし、将来的にはやるべきだが、今の実装だと大変複雑になっている。(サイズ固定だけれど、熱交換法でやっておくべきかも。)あれこれ考えて、最終的に残った個体の全歴史で平均した増殖速度の分布をみてみる。ほう。テストでざっと見ただけだが、ちょうど状態方程式で折れ曲がって欲しいあたりで、分布に特異部分が生じているように見える。まさに、condensation ではないか。火曜日に発火したイメージそのまんまだ。分布の特異性を特徴づける量を考えて、そのサンプルを集めればいいのかな。そうしたら、K 転移の高密度側で有限、低密度側で0になる。そうだったら面白いな。(numerical artifact の可能性をつぶすのが大変。)

これで見えなかったら、苦しいが、博打が好きなんだから仕方ない。