金曜日

1コマ、2コマ、3コマ、4コマ、5コマすべてに要件が入っていた。5コマ目にあったおしかわさんのセミナーに行けなかった。勉強したいテーマだったのに、うっかりと別の要件を入れてしまっていた。

3コマ目は、国場さんにBM 模型の説明をして、可解のセンスからのコメントをもらう機会をもった。絶対に抑えておくべき話について、具体的に聞いた。古い文献などがさっとでてきて、整理からして、僕とは全く違うのだけど、計算のすすめかた、理解の仕方など、色々なことが新鮮だった。(エータ関数とかは全く友達ではないからなぁ。)その後で、関連する文献などをさささっと落とす。"hard-hexagon" の液体・固体転移は、1次転移ではなく、圧縮率が不連続になるようだ(たぶん)..。(ただし、高温側ではべき発散(たぶん)。)つまり、状態方程式のグラフでみると、BM 模型と類似している。しかも(!)、その転移点の近くの動力学の振る舞いは、ガラス的だという最近の報告もある。そうだとすると、BM模型と"hard hexagon" の差を明快に理解することは必須になる。模型はほとんど親戚なので、ここはくるーしゃるだな。

いや、"Hard hexagon" はBaxter 本を入手する前から、調べたことはあっただけれど、則定量のセンスで書いてくれないもので、ピントがあってなかった。国場さんからBaxter 本の結果の読み方の解説を聞いて、やっとクレームがわかってきた。帰りの電車で、論点整理をする。そうか、たぶん、考える点が分かった。