月曜日

岩田さんが学会で発表したrandom-geometeric graph 上のk-core percolation に絡んだ話を田崎さんに聞いてもらう。もともとは、random graph 上のk-core percolation から有限次元にアクセスするためにそういう問題になったのだけれど、詰め始める準備として、比較のためにpercolation をみると、それもそもそも何だか奇妙だ。k-core で奇妙なのはまだいいとしてもpercolation で奇妙なのは奇妙なので、専門家に見てもらうのが一番だ、、と。

即答で、「ありえない。数値的人工物だろう。」とのこと。「ええと、まとまった本があって、そこでもまだ...」といいおわらないうちに、本をパラパラとめくって、「ほれ、ここにこう書いてあるであろう。」(もちろん田崎さんは初見である。)ありゃ。k-core についてもぱぱぱとすぐにいえることを抑えられて、まぁ、研究としての残り火はかなり少なくなった。

そのあとで、Biroli-Mezard 模型の話。結晶まわりの話でまだふらふらしているので、しどろもどろになった。いや、もうちょっと可能性を定量的に絞ることができるはず。(やらないといけないと思いつつ、まだかけていない。)配置の「絵」は楽しんでもらえたとは思う。