金曜日

宮崎さんの集中講義(初日):非技術的概観。(ガラス全般にわたるこの難しい状況について)これだけの概観をできるのは日本では宮崎さんしかいないだろう。内容の準備だけでなく、構成も素晴らしい。arXiv統計力学は毎日見ているけれど、乱れた系はときどきしか見ないせいで、今週出たBiroli-Bouchoud のRFOT のreview を落としてなかった。ざっと見る。ふーむ。有限次元の問題は、やはり統計力学模型がない限り、平均場描像を超えるのは不可能な気がする。講義にも刺激されたし、帰りの電車で再度立ちあげモードになった。Parisi 先生のだって、あれで終わったわけではない。折角、統計力学模型ベースでやろうと、、立ち上がったのだし、ここは精神的な踏ん張りどころのような気がする。