水曜日

朝、最大出力でのとど撃ち。(「TO DO をこなす」「TO DO が溜まる」という言い方はこの日記でもしていたが、それを「トド撃ち」「トド襲来」と表現していた三中さんの文化がtwitter で広まっている。これから、ここでもTO DO は「とど」になるし、「とど撃ち」は使わせてもらうことにした。)

それで疲れたのか午後にペースダウン。いや、午後は研究時間として確保したつもりだったのに、、ダメだな。研究できない頭になったのか、、と不安になる。この1,2ヵ月の研究外作業量は凄いからなぁ。夜、Meadow を開いて、「学部報」とだけ書いて、指が動かなかった。(なんとなくのイメージはあるんだけど。)電車の中で強引に書く路線でのりきろうか。[次女が「卒業写真」の笛の練習をしていた。懐かしくなって、youtube で聞いてみた。集中できていない証拠だな。]

さて、Iwata-Sasa論文 公開。鹿児島学会で岩田さんが喋ったのは3年前だ。ボツにならずにまずは投稿までこぎつけれてよかった。PR E 18 pages だから結構な分量だし、時間の経過で動機も下がるし...。図9であらわされている分岐点でのゆらぎの発散が係数も含めて(132)式で正確に計算されている、というのが主たる結果だけれど、それだけでなくconcluding remarks で議論しているように、glass-like な特異なゆらぎの動力学の考えていくときの新しい方向性の第一歩としての議論を完全にやっている。(その意味では、系は違うけれど、EPL(2007) のregular paper version の位置づけでもある。)concluding remarks に書いたことはさらにすすめたいが、さらなる腕力がいるから簡単ではない。

今日はSeifert たちのpreprint もあったが、その設定は、SST そのものだな。。数値実験結果として、Hayashi-Sasa を参照していて、introduction には Sasa-Tasaki をひいているけれど。まだ読んでないけれど、図を見る限り、あの膨大な試行錯誤をしていた2002年に考えたのと同じはず。。