土曜日

連続対称性を破る1次転移+非平衡境界外力:disordered phase だとカレントが存在するので非平衡境界外力によって流れが存在する。平衡での対称性の破れによって、流れはどうなる?相はどうなる?という問題で、平衡での1次転移点が非平衡性にようってどう化けるのかに興味がある。

例えば、じゅりおたちが提案した機構が働ければ、非平衡側では転移点が消えるが、U(1) 対称性の破れの場合には彼らの機構は働かないと予想している。[これはこれでまとめたノートをつくるべきだが。]

あるいは、局所平衡的な現象論のもとでは、disordered phaseが大きくなるし、その様子は簡単にもとまる。その定量的な是非はSSTの論点のひとつだけれど、今は切り離す。[(小さいサイズだけれど)、転移点移動は数値実験でもう見えているし、「流れている相」と「対称性が破れて止まった相」の共存もすぐにできるはずなので、まじめに考える線もあるのだけどね。]

今の論点は、非平衡1次転移が平衡の1次転移と質的に違うかどうか、、である。みやまくんがずっとやっていて示唆的な予想はあるのになかなかクリアーにならないので、シャープな命題を求めて議論を続けてきた。焦点を当てた後なら簡単な模型の方がよいので、僕も具体的な模型を見ながら考え始めた。

まだならし運転状態でよくわからない。数値実験も少しづつまともになってきているし、理論的なとっかかりも少しづつみえはじめている。最初はいつも真っ暗で、だんだんと見えてきて、途中でばぁーと光がさす。その瞬間を待っているんだな。