木曜日

申請書:今週中にひととおり書いて、週末にがーと手をいれて、来週じっくりと少しづつ校正をかけて、10/12 に事務に(1次)提出する予定でいる。何とかその予定をくずさなくて済むところまで戻した。

5月模型:サイズが16, 24, 32 については見ている系のデータがそろってきたので、しかるべき人にみてもらうべく整理しようと思っていたけれど、準備が間に合わなかった。明日できるかなぁ。虚心にみると今みている量で異常なことを捕まえる期待は小さい感じ。普通とは明らかに違うんだけど、それはサイズ依存性が違うだけじゃん〜というのがもっとも合理的な気もしてきた。

格子ガラス:先日の太田君の模型は二人の考えが一致して、4月模型と同じ様相であることにほぼ間違いない。問題が簡単でないことを認識した。勿論、ルールをいじって複雑化していくと可能性は生まれるけれど中々難しい。白板で"今日のルール"を太田君が試してみたけれど、あ...だめだ。結晶つよし。結晶でないようにすれば最密充填でエントロピー密度は正になる。「そもそも、本当に存在するのか?」という問いには、「Wang tiles を使えばできるはずだから」と答えていたのを、もう少し真面目に粒子充填版のルールを書いてみた。

なるほど、ぷらけっと拘束ルールだと6種類の粒子の充填問題で、最近接拘束ルールだと14種類の粒子の充填問題で、たしかに、最密充填は非結晶でかつエントロピー密度はゼロでかつ無限のパタンがある。[有限化学ポテンシャルで転移している可能性は極めて高い状況証拠もある。]色々ルール考えて複雑化するより、素直にこれと戦うのが健全かもしれない。

帰りの電車は鞄を開けずにずっとこの充填問題のイメージトレーニングしていた。うん、これはいいかも...。ただし、問題は、見かけ上複雑に込み入っている拘束ルールを制御できるかどうかだよなぁ。5月模型の最大の利点は模型の簡単さにあった。簡単な表現がないと理解は絶対に深まらない。しかし、挑戦してみる価値はありのような気もしてきた。