月曜日

寒い中、竹内さんのセミナーと個人的レクチャーを受ける。セミナーは、少し奇異で僕は意識したことなかったGCMの振る舞いの綺麗な解析で、レクチャーは有効自由度の最近の話について。

(前にも書いたけれど)、有効自由度の話は非常に素晴らしく、何とか理論物理的なアプローチでそれに相当することができないかなぁ、と思っている。いくつかのヒントを教えていただいたので、歩きながらときどき考えよう。ただし、今のところ、すぐに手が出る感じではない。だけど、数値実験の次は数学者の出番になったら、悲しいではないか。。乱流の有効自由度の経路積分による(近似)計算とかができるはずだ、ということを言っているはずなので、(数値実験でも数理物理でもなく)理論物理のセンスでの計算方法を見つけたいな。

竹内さんは、実験も数値実験も波にのっていて、勢いが素晴らしい。若い人に負けてられないのだが、どうもいかん。言い訳せずに頑張ろう。研究に年齢なんて関係ない。忙しいのでできなくなった、というセリフをいった瞬間に僕の研究者人生は終わる。最近崖っぷち感が高い。