日曜日

体調を完全にして、出張前1週間を乗り切って、出張1週間に臨むために、今日は休養にする予定だった。

しかし、昨夜のぞいた、ピュアガラスのとある実験結果がおかしくて、あれこれ考えていた。結局、バグの入った実験をしていたことが分かって固定。(しかしなぁ、おそろしいなぁ。どこかで初歩的なバグが入っていると、数値実験は全部違うことになるんだよなぁ。色々なタイプの実験の辻褄はみているので、もしバグが入るなら、原始的なレベルでの模型のところだけど。)数値実験では、どうしてもサイズが小さいので、色々と限界がある。特に、転移点付近の振る舞いについては、確定的なことは言えない。それでも、現在のサイズで最大限の努力をする方針で5月を頑張った。不規則配置とのオーバーラップに巨視的成分が生まれる、、という主張は変わらないし、それが不連続に立ち上がるのも色々なデータからウラがとれた。(前の論文で、跳んでいるだろう、、とは少しいいすぎだった。)ただし、不規則にかたまるときに熱力学的にもわずかに潜熱はきだすようだ。意味分からないくらい小さいので、1/(log N) くらいで消えていく有限サイズ効果かもしれない。(まぁ、そういうころなら、オーバーラップのとびもその可能性があるけど... 1/log N 依存性は数値実験では見えないし、その係数に0.25 とか入ると結構小さいところまでいくもんな。。)

夜、査読者への返事を書き始めた。まずは適当に鼻歌まじりに質問に答える感じで。。これから空いている時間で全部答えて、それを踏まえて粗い改訂版を作ってみる。ここまでを出張までにできればいいな。