水曜日

大学にいく。歩くのはだいぶ楽になった。研究室で座るとダメなので15分おきにたったりしていた。基本はTO DOへの対応。いくつか終えたが、全体としては焼け石に水というか、全く終わりが見えてこない。 午後後半はソファーに寝ながら、pure glass 2013を考える。

Pure Glass 2013: 10日ほど前の床屋で思いついた11状態模型についてあれこれ分かってきた。例えば、その ver.1 については、結晶にはならない、緩和は超おそい、冷却速度依存性がある、非平衡データだが熱容量が大きく変化する温度がある...など、これだけ見ると、いけてそうに思うわけだが。。何というか、(おそらく)世界でただ一人のpure glass 職人なので、平衡データをとるための超長い計算せずとも、この模型ではpure glass にはならない、と判断した。(念のために走らせているが。)いくつかのグラフからの勘だが...、パタンとしてかなり初期にやった模型の振る舞いと似ている。変な非平衡欠陥があって、これを除去するのにものすごく時間がかかる。そこを非平衡のままおいておくと、熱容量は低温で平衡値よりぐっとさがる。そのため見かけの転移っぽいのが見えてるだけだな。(FAと共通する部分はある。色々と違うけど。これらの世界を貫く理論はもっと考えるべきだよなぁ。dynamical glass とよばれるのはこっちだが、時間尺度依存の話を形式にのっける必要があって、そのためには....非平衡理論そのもの。pure glass とは関係ない。)

もとより、このver. 1 でpure glass が見えることは期待してなかったので、まぁ、これはこんなもんだろう。それでver.2 の世界にいくわけだが、ちょっと難しくて、ソファであれこれ数遊びしていたけど分からない。よし、手始めに、同じ族の4状態模型からいくか..。(このあたりは小心者さがでている。勢いで11状態模型のままver.2 にしてもよい気がするけれど。)うーん、どうだろうなぁ。。これもきっとpure glass ではないが、この見え方を理解してからだな。。