水曜日

たかべさんのセミナー:計算量問題と統計物理の関わりについての具体例に関する話で、条件や仮定や位置づけなどを徹底的にきいた。なるほど、面白いが、中々謎だな。非自明なことが絡んでいて相互関係がちゃんと見えないからか。。金曜日までいらっしゃるので、さらに話を聞こう。

ところで、このセミナーは英語を公用語として行われた。今週から清華大学からM1相当の学生(王君)がきているからである。彼が研究していることとテーマが違うけど、話を聞くだけでも..と誘ったが、一番前で積極的に質問していた。しかもその質問は、理解したい、という意欲にあふれ、かつ、的確なものばかりだった。彼の指導教員から、例外的学生、と聞いていたけど、なるほど..。(先端拠点でも卓越でもない別の事業があって、応募したら採択されたのだった。ビザ関係を僕が対応しないといけなくて、電話をしてもたらいまわしにあって、事務的にはややしんどいこともあったが、結果としてラッキーだったかも。折角だから有効になればいいな。)

あ、そうだ。Nemoto-Sasa論文の最初のPRL閲読がかえってきて、Hatano-Sasa以来のpositive report だった。それ以降は、PRLに掲載されたHarada-SasaやKNSTも、また、掲載される可能性が高くなった流体論文もfirst report は x x だった。(pure glass は ○もx もなく意見とコメントがたくさんついて保留なのでx x ではないが。)流体論文もNemoto-Sasa論文も、まだ安心してはいけないし、細心の注意を払って改訂版とreplyをつくるべきだが、でもまぁ安堵したのは事実。