金曜日

朝、会談。午後、臨時会議。その後、4回生セミナー。月曜日の会議資料を休日につくらないといけない。案件をひとつ忘れてしまった。

来週の夏の学校の講義プランはかたまりつつあるが、流れ的には、ランジュバンのミクロからの導出があった方がいいと思い始め、帰宅してやりはじめた。(いつもの条件と同じ範囲で)無限レンジXY模型のハミルトン方程式から秩序変数の臨界緩和方程式は正しく出せたので、ゆらぎをミクロから出す、ことを真面目に考え始めた。勿論、これも答えは知っているし、現象論的な議論も分かっている。(初日に、初等的かつ教育的で手数の少ない現象論的導出を簡単な例題ですることにした。)ただ、ミクロから虚心に出そうとすると筋がきちんと見えない。射影演算子がぁ〜というのは違う。Zwanzigの厳密導出例題とかは(正しいけど)全然教育的と思えない。形式的にはlarge deviation なんだろうけど、緩和方程式の議論でlarge deviation 使っていないしなぁ。何か全然違う道でいけそうな気がしたのだけど、式で書くとパスがとおらない。今、これ書きながらそう思ったけど、そうか、あれ、その道をlarge deviation でやればいいのか?もう眠いから明日か。いや、明日は講義の初等的な部分を固めた方がいいか。ま、起きたときに考えよう。