金曜日

昨夜の続き。やっと自分の納得いく計算(とある積分極限値の計算)は分かった。蔵本さんのとconsistent でなかったのは最初の式でtypo をやらかしていたせいでそれを修正すれば回復。Crawford の式(138) 式は係数を計算間違えている、と思うなぁ。あぁ、結局、Pikovski-Ruffo, Sakaguchi, Crawford みんな間違いをかいている。散逸定数は、ある部分について、坂口さんの係数(の修正)、Pikovski-Ruffo のXYの係数(の修正)、Strogatzの線形解析 の全てと矛盾せず、Crawford の(138)式は蔵本の元祖self-consistent方程式+散逸定数だけで決まるので、最後の数ステップの初等計算に間違いがない限り、この(138)式の係数は間違っている気がする。(誰か、この計算をおっかけた人はいないのかな?)眠いのでその数ステップは日曜日に確認するけれど。

Crawfold の計算はフォローする気ができる代物ではない。やっていることは単なる分岐解析たが、膨大な計算量をやりきった、、、みたいな話。そういう激しい計算を丁寧に全部書いてもたった数枚の計算で分かる、というのは、振動子業界にも多少は寄与しているかな。散逸定数の一般の振動数分布の公式を求めるのに難儀して、時間を食ってしまった。(個別例二つでは計算済みだったが、一般論は後回しにしていた。)分かってみれば単純な物理数学の問題で、10分でできないといけないものだったかもしれない。結局10月中の数回かのトライでやっと正しく、かつ、最速導出法が分かった。10月中に分かって良かった。よし、安心して寝よう。