2005-01-01から1年間の記事一覧

金曜日

ばたばた。朝6時代に大槻君から改訂原稿がおくられてきたので、朝9時からOtsuki-Sasa 論文("An order parameter equation for a dynamic yield sress in colloidal suspensions")のひと区切りにむけて、最後の作業。ともかく声にだして読む。いくつかの点…

木曜日

ばたばた。Iwata-Sasa II: 筋がみえなくなった。岩田さんが学会でしゃべったこと(非えるごーど転移を MCT と別のアプローチで説明すること)は間違いではないし、未来の可能性をみている。しかし、みているだけでなく、具体的に使えるらしい証拠をつみあげ…

水曜日

寒いし、体調下降気味なので、いろいろなことがおわらない。論文の赤入れだけはしあげる。冠詞や前置詞の選択なども論理的に考えながら赤をいれる。考えないとわからないし、考えて選んでも間違っていることも多い。日本語の原稿でも最終的には考えながら赤…

火曜日

Otsuki-Sasa 論文:今月投稿がみえてきたかな。微妙な論点や先行研究たちについて、大槻君に質問する。さすがに、ばしばしと明快な答えがかえってくる。できる限りの論文に目をとうし、構成はかたまった。明日は、双方が徹底的に細部をみる。(純粋な系の)s…

月曜日

セミナー、講義、事務的なこと、文献あつめ、議論。ばてばて。布団にはいって、論文原稿の赤いれをしていたが、途中で眠っていた。

日曜日

Harada-Sasa regular paper: 細かいところだけに焦点をあてた手入れをおえて、原田さんにおくる。全体的に気になる箇所もなきにしもあらずだが、タイミング的にもうふんぎりをつけて投稿したほうがいい気がする。Otsuki-Sasa: 段落構成を固定すべく書き直し…

土曜日

Harada-Sasa regular paper の最終チェック。朝からずっとやって集中力がきれたので、きりのいいところがきた15:00に中断する。(残りは明日だ。)次女と1時間ほどの散歩にでて、Otsuki-Sasa 論文にとりかかる。ver. 0 を月曜日までにはしあげたい。 …

金曜日

卒研1の開始。健康診断。色々な人と色々な話をしながら、あいている時間は、Harada-Sasa regular paper のチェック。おわらん。

木曜日

大槻君と論点整理。理論の範囲で予言できるものが結構ある。shear thinning vs shear thickening ひとつとっても色々なことが予言できる。(Kurchan らの玩具モデルの描像とは相補的だろうな。)1年前の僕らが歓喜する内容になりそうだから、きっといい論文に…

水曜日

今日、Otsuki-Sasa 論文の徹底的な手入れをすることは約1ヶ月前からきまっていた。もう一度かきなおしてもらっているintroduction をのぞいて、第一草稿レベルではあるが全部に手をいれた。この論文は、「降伏応力の起源をミクロから説明する」という大槻君…

火曜日

19日ぶりに〒箱をのぞく。うむむ。19日間でためた事務メールをみていく。(緊急に対応しないといけないのは、パリや西宮から返事を書いていたが、締め切りつきの用件や時間がかかる用件はためていた。)うむむ。今日中には終わらんかった。研究をゆるや…

月曜日

祝日だが、"Meeting with Chris in Komaba" を開く。クリスはセミナーをせず、クリスと田崎(晴)さんと僕の前で、大槻君、岩田さん、みやまくん、林さん、中村君、寺本君の順で話をし、状況に応じて議論する、というスタイルである。英語で口頭発表するのは…

日曜日

休養をとりながら、年末にむけての予定を整理する。大きな外出は2件。12月15,16日の生物物理の研究会(基研)での講演と12月19日ー21日の台湾=日本交流会(台北)での講演。前者は、Osawa, Yanagida, Noji, Tokunaga, Sekimoto さんらのそう…

土曜日

次女の運動会。力みまくってぎこちない動きをしている様をみていると、なんともいえない気分になる。この2週間は、別世界にいた感じで、時の経過もはやすぎる。研究は完全にとめているし、そろそろ実生活にもどらないといけない。この2週間で、今週火曜日…

金曜日

京都3日目:睡眠時間は6時間だったが、熟睡できた気がした。とりあえずよかった。せっかく講演準備をちゃんとしても当日に頭がまわらなかったらどうしようもないからな。。Gaspard のcarbon nanotube の話は、着実な路線での数値実験だが、僕の近くでもぜ…

木曜日

京都2日目:朝、Olmsted とLoewn の講演。Olmsted の話はレオロジカルな側面と非線形動力学の接点的な話をうまくやっていて12年前なら僕は非常によろこんだのだろうけど、やはり、のりについていけない。数理的構造としては新しいことはないから、学問的…

水曜日

京都初日:クリスを湯川ホールにつれていったあと、休養のつづきにはいる。だいぶ精神的活力をとりもどしてきた。夕方、Gaspard と議論する。問題に対する見方があまりにも違うせいか、ピントがほとんどあわないままだった。でも、元気に議論できるまで回復…

火曜日

西宮2日目:Sneppen の講演は、ほとんど情報論の教科書の練習問題みたいなものだったので、最初はマイルドに、伝達にエネルギー的側面は関係しないのか、という質問をした。答えが気に入らなかったので、追撃の質問をしようとしたが、どうも頭がまわらない。…

月曜日

西宮初日:45分講演+15分質問は、なかなかゆったりしていてちょうどよい感じがする。クリスの講演は、見事なプレゼンだったが、万が一質問がないときにそなえて、4つの質問を講演中に準備する。ひとつですんだけど、バランス的には、2番目の質問までし…

日曜日

神戸。インターネットと朝食がついて7000円はパリのホテル代(インターネットと朝食あわせて100ユーロ)半分の値段であるが、部屋の広さも半分だな。半泣き状態で発表の準備をしているけれど、まにあうのかな。なおしたいところも大量にでてくるし、…

土曜日

Eytan (Culiandolo とこのPD の given name)のD論を読む。やっていることはわかった。これをふまえて新しいところにいける可能性があるかどうかを考えるためにノートを書きはじめる。いまのところは五分五分という感じ。彼の興味をもっている問題群が、こと…

金曜日

パリ会議4日目。朝、PouliquenとDauchotに順番に話をする。ふたつの話が僕のなかで錯綜していた部分があったようだ。議論の途中でBouchaud の講演にいく。論文と同じように、モデルとか条件をいわずに、計算すれば動的相関長が発散する、ということを色々な…

木曜日

パリ会議3日目。(プログラムにないので名前がわからない)某さんが振動粉体の実験で、動的相関長を測定していた。いずれそうなると思ったが、さすがに早い。データもしっかりしていたが、あまりにガラス系と対応していてかえって面白みがない。粉体のややこ…

水曜日

パリ会議2日目。Mezard の話はreview だよな。。(僕が差異をみぬけなかった?発表技術のうまさに感心したが、review きく気分でもなかったし、時間延長するし、座長とめれないし、よくないなぁ。)Franz の話は、いまのところ(僕にとって)もっとも意義深…

火曜日

パリ会議初日。Kurchan のshear thickning の話は、機構を単純化して抽出しているといえばそうだが、”通常の”shear thicking とは関係がない気がしたので、「実験でそのシナリオをどうチェックするのか」という質問をする。何人かの人と話をして、たぶんその…

月曜日

千葉を朝7時25分にでる。いま、パリの夕方7時35分。メールをひととうりみおわったところ。余分のお金がいったが、高速無線LAN がつかえる。コンセントは成田空港にあった。やっぱ、遠いなぁ。時間をあわさないまま今ねるくらいがいいのかもしれない。予定…

日曜日

ほんじゃ、いってきます。メールが読めるかどうかわからない。internet 接続可というホテルに泊まるけれど、どういう意味なのかよくわからない。すくなくとも会場のIHP (Institute Henri Poincare) では、ネットに接続できると期待はしている。電圧の違いは…

土曜日

出張の準備をはじめる。基本的に外出は嫌いである。リズムが狂うし、準備が面倒だから。人とあって話しをするのも好きではない。国内でもそうなのだから、海外なんてとんでもない。パスポート探すのもひとくろうで、記録をみたらほんと長い間海外にいってな…

金曜日

休日。今日、強制的にやすむことはずっと前からきめていた。お盆あけから4つの論文と2つの発表の準備におわれつつ、定期試験、大学院入試、会議、事務的な諸々をこなしていった。見落としがなければ、やることは全部やったはずだと思う。2週間出張の前に…

木曜日

学会の様子を林さんから聞く。領域12で喋った岩田さんの裏に田崎さんの発表があったらしく、しかも建物が違っていたので、領域11の関係者はほとんどいなかったらしい。(理論がわかる人も少なかったらしいし。)内容的には、素晴らしいものがあると思っ…