火曜日

修行が足らなくて、つまらないことで苛苛する。しかし、原因をつきつめれば、研究できてないことに尽きる。うーむ。こういうとき、講義をして、1年生の若々しい雰囲気に接すると確かに楽しい気分になる。講義が終わったあとで、「面白かったです。」と何人かの人に声をかけられると単純に舞い上がってしまう。最初の講義だし、学生の多くはまだ目が輝いている。さて、今年はどこまで引っ張れるかな。昨年は、結果として、失敗したからなぁ。

テーマ選択について悩む時期である。学振申請書を書いたり修論のテーマを決断するとき、考えれば考えるほどわからなくなったりするのはよくわかる。院生に喋るときは、「その選択は不自然だ」とさもみえているかのように喋るけれど、自分自身のことは自分でもよくわからない。具体的に、僕の仕事の見積りミスのせいでGW明けくらいまでは、おそらく手を動かす時間はない。学会申し込み締め切りは6月頭なので、GWあけからそこまでの間に何かのメドをたてたい。その間のことを今から考えてみる。(そうすると楽しくなってきた。)

ひとつはやっぱあれだ。一発芸っぽいお気楽路線だが、まぁそれでもいいだろう。もうひとつをどうしよう。あれか...な。ハードな問題だが、新たな切り込み口があるように思えるからあがいてみるか。