水曜日

各種、赤いれ。不自然な構成や表現に気づいても、(言語をとわず)代案がすぐに浮かばないので、時間がかかる。ver.0 が近い(と思っていた)large deviation 論文も真っ赤になってしまった。今日中に最後まで赤いれをしたかったが、途中までで終わる感じだ。

普段ニュースも新聞もあまりみないのだが、野球特待生の話は、ついつい気になった。学生野球憲章とやらを読んだが、「学費、生活費の金品の授受があってはならない」と書かれていて、これに抵触しているらしい。うーん?今回の決定の仕方や運用などについても、おかしく思えることだらけだが、それをおいといても、「特待生は金品を授受された」ことになるのか? 

僕がついつい気になるのは、僕が、徳島文理高校の(第一期)特待生として、授業料と寮費を免除させていただいていた*1からである。金品の授受と免除とは随分と違う気がする。僕自身、金品をもらったという意識はなく、単に、別コースとしての入学だと思っていた。僕にとっては願ってもない制度だったし、当時新設の高校にとっても宣伝投資として成り立つとふんでいたのであろう。僕は十分にその恩恵をうけたし、(高校に対して)それなりの役目を果たせたとは思う。野球特待生も、同じ感覚だと思う。

ことの発端では、「裏での(金品の)やりとり」があったからいけないのであって、特待生は「表の制度」なのだから、両者を一緒にする理由は全くない。(報道ではよくわからないが、特待生制度を裏で運用していたのか?)裏と表の錯綜については、最近、至るところで沸いていて、それをめぐる対処は混乱をひきおこしているように思う。

*1:ちなみに、大学の授業料も(国に)免除させてもらっていた。