火曜日

朝、Adrian Baule さんがくる。見た瞬間、若いなぁ、と思ったら、学位は来年だそうな。ちゃんとCV をみてなかった。J等式に関する論文をMike Evans*1, Peter Olmstead *2 と書いていたので、名前は知っていた。朝、その論文の話について議論して、僕たちのSST の仕事を紹介する。実は、その論文、自明なことを難しくやっているように思っていたが、僕が誤解していた部分もあった。(練習問題として、いつかやっといた方がいいな。)

午後、セミナー。軌道に対する等充率の原理から遷移確率の形を絞ろうとする Mike Evans の話をモデル研究で確かめようとする話。ほう、数値実験の結果は、一見して、綺麗に非自明な関係をみせているが、自明にわかるかもしれない。セミナー後、白板で、証明をやってしまおう、、とやりはじめて、方針と途中まで示したところで時間切れ。今晩にでも示せる気がする。その結果、何か学べるものが埋まっていたらいいけれど、、。

事務棟にでかけてばたばたして、会議にでてばたばたして帰路につく。

*1:Martin Evans と縮退して論文たちをみていたことようだ。Martin Evans は格子模型が専門で、最近、非平衡基礎っぽいこともぼちぼちやっている。揺らぎの定理の Evans は、Dennis Evans でオーストラリア。

*2:記憶違いでなければ、イリノイのGoldbartのところで学位をとった。グレンの友人とか。みやま君が関わっている Dhont 氏の研究は彼から学んだ。