水曜日

予定どおりいかないと、悪循環を生んでしまう。2時間でおわるつもりが、5時間になると、リズムが悪くなるだけでなく、精神的に尾をひいてしまう。いかんな。イベント疲れが残っているようにも感じる。

ライデンに向けて月オーダーのプランを考える。まず、鹿児島学会の話をちゃんと終着させる。その場の理論的形式化版として、福井さんのアプローチを成熟させる。太田君が中心にやっている興奮素子系での動的相関の理論化を成熟させる。また、ジュリオ、ブショーさん、それぞれとの会話ででた問題を消化しておくのは精神的に気持がいいだろう。もうひとりのオーガナイザーは、(ライデンの)サーロースさんで、フロントの専門家として揺らぐフロントの論文も書いているので、それも確実におわらしておきたい。(デリダさんとの約束でもあるし。)

それらとは別に、「ほう」というような柱をひとつつくりたい。ちょうどパリ会議を意識して、クラウジウスの拡張をひっぱってこれたような感じにしたい。そうなると精神的に盛り上がる。

参加予定者は、ガラス系のごちゃごちゃ感を愛する人たちよりも、理論物理志向の強い人が多い気がする。[正確には、僕が前者の人たちをあまりよく知らない。]そして、僕は、もっともガラスプロパーから遠い位置にいるかもしれない。理論物理の問題として、統計物理の問題として、具体的な問をシャープに設定し、それに対して一定の答えを与えるのが気持ちがいい。だから、そういう方向で動こう。

問のリストをつくりはじめる。今のところ、一度考えた問を思い出すばかりだが、この2ヶ月での多くの人との相互作用の影響を踏まえて考え直すと、全体の風景が違ってみえてくるかもしれない。(とっかかりは、まぁ、あの辺かな、、と漠然と思っているのだけど、あせらずに、来週末までは遠くをみよう。)