土曜日

太田論文の査読対応について手をいれて太田君に戻す。正月中には再投稿して、Phys. Rev. E に受理になる(見込み)[油断してはいけないが。]。あ、中村さんの理科大学会論文は、先日、Phys. Rev. E に受理になった。年頭締切の事務書類を書いて、送ってしまう。250ページある英文草稿を一気に読みはじめる。

懸案の拡張ギブスは、当面の理解を収束させた。今のところ、2次までの式を公に書くことはできないが、1) 1次まででも全く非自明であることを認識し、2) 1次までは「きっと」正しく、3) 将来は2次まで含めて正しい可能性がある... というあたりだと思う。3) は今のところ技術が足らないので当面休憩。2) は証拠固めを具体的に(近い将来に)できるだろう。1) については、非自明な点をさらに追及すればいいのだろう。 何が非自明なのか、何が有用なのか、まだ位置づけがはっきりしていない。拡張クラウジウスだって、10年間待ち望んだ自然な形ではあるけれど、まだ理解しているとは言い難い。(導出ができるようになったのは「ほぼ」間違いないけれど。)ま、時間をゆっくりかけよう。

動的相関プロジェクト再開が近い。年明けから走れるように準備をはじめよう。