木曜日

論文草稿の手入れ。”marginal saddle を抜けるときのパタン”を虚心にゼロから考え直す。こういうことかなぁ...と、ひとつ見込みがありそうなアイデアがでてきたので、よりあえずノートにタイプしておく。鍵となる命題は「これ」か...。うーむ、ウラをとれるかな。

何度も終わったはずの課題だがとどめがうてない。誰が興味をもつのかいな、、というくらいにマイナーで時流からはずれたテーマだが、絶対に大事になると信じている。数値実験で素朴に観察したのは千葉学会のときだから随分と時間がたった。

これが大事になるかどうかは、ランダムグラフの問題の行く末次第だが、小休止している。先週の岩田さんの話では、数学論文で使われていた近似的動力学は、僕たちの定式化では"exact" に成り立つ有望な証拠を捕まえていた。(理論物理的議論では "exact" である。) そうなると、あとは相空間の構造を同定して、marginal saddle がrelevant かどうかをみればいいだけである。YES だと思うけれど、待ちの状態。

そういえば今朝がたの夢では、MCT equation だって marginal saddle が効いているのでないか... という議論をしていた。そうかもしれない..というか、きっとそうだ。