土曜日

2週間遅れで5月分のレポートのチェック。事務的なこと。学会誌記事の遅々として進まない赤入れ。隙間の時間でp-spin glassの動力学。93年頃に茶碗谷とrandom population dynamics をやっていたのを思い出した。あぁ、勿論、あのとき p-spin glass なんて知らなかったのだけど、知っていて(Culiandolo-Kurchan がやったような)適切な問題を立てれたら、面白かっただろうなぁ、という気分は完全に共有できた。さてさて、しかし、なるほどそっち側を理解した立場でみると、k-core percolation やRFIM とは全く違う気がしてくるなぁ。うーむ。別物を見ているのかもしれないなぁ。

自分の能力に見合った計画をたてて、その中で全力を尽くすのがきっとよい結果になるのだと頭ではわかっていた。その意味で今学期は「完全敗北宣言」を今の時点で出さざるを得ない。時間を止めようとあがくのもやめた。もう、9月末までなすがままに流れていこう。マラソンでいうと、完走を目標に切り替えた。この状態で無理して緊張が続くとパンクしそうなので、失敗を失敗として認めることも大事だろう。