木曜日

最近読む論文で、cavity 法がどうした、というのが目に付いてきた。勉強しないとな...と思っても中々その時間を見つけれなかった。偶然というか何というか、中島(哲)君(福島研)が勉強しているらしいので、review をお願いした。なるほど、イロハのイくらいはわかったつもりになったが、ちっとも見えない。自分でも計算しないといけない。その勉強会の最後に、(自分の練習問題の)例題として、2次元Ising に適用しよう、とか、p-spin glass に適用しよう、、とかいっていたが、後者は論文そのものを持っていた。前者は、中島君がさっさと計算したみたいで、ほう、僕の予想はずれていたらしい。ふーむ。

MCTの解析。岩田さんが「まずい」という。白板で説明を聞く。確かに、(計算チェックはしていないけれど)、白板の式はもっともらしい。そして、その式は「確かにまずい」。あれこれ議論して、決着がつかず。「クールダウンして、あくる朝の一撃にかけましょう。」とかいう。

変な話だが、「全く根拠はないけれど、いける」と思うときと、「真に真っ暗」なときがある。どちらも「出来ていない」のは同じだけど。

今回、あくる朝をまたずに、夜に何となくの絵が頭で浮かび始めた。で、あくる朝、それが式で見えるようになった。その絵と式を岩田さんに説明する。(その時点で、僕自身も始めて「書かれた式」を見る。)うん、いけそうだな。。勿論、それが本当にいけているのかどうかは、実際にちゃんと計算しないといけない。(岩田さんがやっているけれど、別のトラブルがでてくるかもしれない。)

ライデン講演のスライドではMCTの部分も書き始めたのだが、ヒヤヒヤの毎日だ。