木曜日

予期せぬことがあったり、予定外のことに対処したり....で、秋休みが終わってしまった。明日は、(基礎科への)進学内定者たちと対面するし、来年度の新大学院生も話にくる。来週からは、講義、講義、講義...だ。秋休みの間にやっておきかった諸々は、何一つ仕上がらなかったし、プールもまだいっていない。。

まずは文書類に区切りをつけるべく、今晩はもう少し頑張ろう。研究再開までもう少し..かな? 。。。結局、↑を書いたあと文書には戻れなかった。

僕がばたばたしているときでも、院生の皆さんは着実に進んでいる。爆発的な進化でなくても、毎日少しでもすすむことは非常に大事だ。研究のタイプスパンは長いので、日々の積み重ねが大きな結果につながっていく。今日は、岩田さん、太田君くん、みやまくんと話をする機会があった。それぞれ、喋っていて、頭を少し回した。

MCT の解析と SN の解析を完全にパラレルにもってくる計画は、あれこれ路線を変更しながらも完全決着まであと少し。僕たちにとって、MCT というか、Mode-coupling equation は、「非線形記憶の雛形」という位置づけである。だから、van-del pol equation を徹底的に解析して(Poincare や Bogoliubovが)非線形振動子を飼いならしたように、非線形記憶を飼いならすために mode-coupling equation を叩いている。初等分岐である SN と 完全にパラレルにみえるようになってきたらそれっだけでも楽しい。

太田君の学会の話は、技術的には全改訂すべきだったのだけど、僕が学会直前にいった案はダメで、学会後に太田君がうまい案をもってきた。さて、、それでうまくいくのかどうか。。RFIM の解析を動力学でみれば綺麗にみえるかも??という話である。[k-core も本来 static な問題なんだけど、例えば、その静的な転移点は動力学経由で理解した方が簡単である。]もちろん、僕たちにとって興味があるのは動力学そのものの方だけど。

みやまくんと話をしていて、4年前に僕がやっていたこをあれこれ思い出してきた。記憶が曖昧だったので日記を読む。ふーむ。書かれていないことまでかなり復元された。4年前の春、色々な種が惜しいことになっていたんだなぁ。そういうものか...。