月曜日

どうも人が絡む事務的なことは難しい。多忙な時期に仕事が追加してしまった。。もう少し学習しないといけない。

2成分系熱力学の復習。2成分の各密度(\rho_1,\rho_2)での相図、成分比と全密度での相図、さらには、それらの共役変数での相図、、それぞれがどう移り変わっていくのか。平衡状態の探索では、(\mu_1,\mu_2)の空間がベストである。ところがその空間での描像はあまり直観的でなく、成分比固定で密度を変える場合との対応がうまくとれなくて苦労していた。おたおたして、だいぶクリアーになった。

BM2成分系の相図の予想も書いた。それによると、今までやっていた k=1 系での転移点は、ガラス転移線と(結晶への)2次転移線が合体したところにある。これは非常にもっともらしい。だから少しでもずらすとガラス転移がみえるはず..。しかし、いずれにせよ、結晶への2次転移が近くにあっては困る。成分比固定の場合はガラス転移だけが見えると思っているけれど、この平衡系を効率よくつくるのは困難である。ところで、結晶がからまず、かつ、計算が素早い軸がただひとつある。これが、ちょうど土曜日の夜に見えてきた状況だった。実際、直接計算でウラはとりつつある。問題は、mixture で本当に転移があるかどうかだな。(基底状態がdisorder な場合、転移がない、、ということがありえるから。)