金曜日

昨日と今日で色々なことがあったのだが、そのうちのひとつの仕事はまるでパズルを解くようだった。「◯◯を期日までに出す。」というのが課題だが、最初は何一つ手がかりがなかった。あちこちに電話をしたり、メールを書いたりして、断片が見えてきたが、全体像がまるで見えない。手にいれた情報を手掛かりに「筋」を模索して、更なる情報をとりにいく。。受け取る情報が常にあっているとは限らないので、取捨選択しないといけない。その基準は、無矛盾性だ。今日の午後、やっと、最後のコーナーにさしかかった気がしたので、キーポイントに物理的にでかけて話を聞いて、全てのピースが揃って全体像を理解した。最後はプログラムを書いてデータ入力して数値を計算する。

まるで研究だが、やったことは、駒場文系学科の予算配分案の作成である。何故に僕なのか不思議だが、順番でまわってきた自治会の会計係が順番で町内会の会計係になって、その会計係は隣の自治会の会計の一部までタッチする風習が残っていた、、というような感じである。[このムダ作業をなくすためには、完全マニュアル化しておけばいいのだが、終わってしまうとそこまでする気力がなくなる。来年度の当番のためにしておくべきだが。]

帰宅後、一気に作成マニュアルに準じた資料をつくってしまう。完璧な作成マニュアルは、いつ誰にコンタクトをとればいいか、という事務処理の基本を中心に書いたものだが、それだと公にしにくい部分もあるし、引き継ぎでしか渡っていかないのでいつか途絶える。そこで、「ずっと伝わっている予算案作成ルール」をできるだけ簡潔に整理して、入力値は何か、その値をどこから入手できるか..という、担当者になって最初にとまどう部分を明示的に含めた資料をつくり議事録として残せる形にした。これで来年度の当番からは、ほとんど苦労はいらないはず。ふー。