木曜日

教養学部の進学ガイダンスで、基礎科出身者代表として大槻さんに喋ってもらう。そのついでに、研究室セミナーもお願いする。2時間半をかけて、幾つかの論点の所在を正しく理解した。jam 相とunjam 相で物理が全く違うのに同じ指数だと仮定する、、というのが、様々な物理の仮定以上に、もっともしっくりきていなかった。摩擦を入れることで、縮退が解け、領域すら離れたので、僕の違和感がより鮮明になったのが、僕的には気持ちいい。(変な言い方だが、気持ち悪さの所在がどこにあるのか分からないままがもっとも気持ち悪いから。)

昨日、いけるかな、、と思った案に沿って、問題となっているrate function を数値的に測定してみる。まぁ、ざっくりとはこんなものだろう。よし、確かに転移がある。それを統計模型に戻すと、、うーーんんん、そこには転移点は絶対にない。おかしいなぁ。交換MC の方は今日も計算機がひたすら計算している。既に明らかに2相に分かれている。計算がとっくに収束している領域となかなか収束しない領域。そこの境界は計算時間に依存しないので、今までの経験から、そのあたりに転移点がある可能性が高い。平衡化できるかなぁ。その交換MC による転移温度候補と 別の問題のlarge deviation からきまる転移温度は約2倍違っている。近似ではないので、ここはぴったり一致しないといけない。勘違いしているかなぁ。