水曜日

今日締め切りの諸々は無事に終えて、4月模型のノートのversion up をやって気持よく一日が過ぎる予定だった。しかし、ノートをいじっていたら、日曜日に書き変えたintroduction が全面的にダメな気がしてきて、結局、再度全面的に書き直す。あれこれ調べながらやっていたら、結局、introduction の改訂だけで24時を越したのでおしまい。香港出張までの諸々がきつくなってきた。

しかし、そのため4月模型への焦点がだいぶあってきた。4月模型、悪くないやん。GW中に浮気をしてしまい5、6月と別模型に走ってしまったが、寧ろ、王道はこっちな気がする。いや、何が本物かなんて分からないのだけれど。(人生と同じ。)

ちょうど幾つかの文献調査をしているときに、van Enter さんからメールがくる。arXivにあげていた5月模型の論文について、「○○しかじかの一連の論文たちを勉強せよ」ということを柔らかく教えてくれた。だいぶ調べたつもりだったんだが、塊で抜けていた。CMP とかが主戦場で幾つかの論文をぱらぱらみてもすぐにはわからない。(CMP の論文だと、頑張れば聞けるが話せない外国語という雰囲気になる。)うーん、しかし、消化しないといけないな。しかも、ちょうど4月模型に関連して調べているあたりともかぶってくる。

van Enter さんとは面識はないし、論文も知らない。しかし、どこかで聞いた名前だなぁと思って検索すると、あぁ、田崎さんの日記に何度か出てきているのか。

確かに問題設定は数理的でそこでの議論がゆったりすすんでいる感じか。それを数理世界にとどめるのでなく、数値実験をしながら理論物理にひきずりおろして、最後に、(全く新しい)実験にまでおりてくれば楽しい。