木曜日

場所を香港科学技術大学に移してのシンポ。

パリジ先生の話は、しんぽじうむという性格を無視して、爆走していたが、個人的には非常に面白かった。そうか、技術的な計算をやっただけかと思っていたあのpreprint は夏休みに読まねばならない。デリダ先生の話は、分岐ランダムwalk の普遍性の話で、板倉さん経由で教わっていた諸々のことなので僕にはピントがあった。スタンレー先生の話は、水の液液転移のいつもの相図で、直接話しを聞くのははじめてだったし、確かに面白いんだが、僕はスタンレー先生は整理的に受け付けない。(パリジ先生やデリダ先生はファンである。)

で、午後の遠足。バスで遠方に連れてこられてたし、とりあえずボートツアに参加してはぐれないようにしようとくっついていく。途中で、どれくらいボートにのるの?と聞くとどうも怪しい。5時間? え? 2,3 時間 え? ちょっと不安なので、止めるわ、、、とガイドの学生にいって離れようとしたら、別の集団と出合ってもうちょっと進むことにした。で、ボート乗り場につくと、何だ、この小さいボートは?漁船か??だめだ。。これは帰る。。と離れようとしたら、めざーど先生、デリダ先生がきて、パリジ先生が車に乗せられて登場。ボートに乗ることにした。

結論からいうと、その後5時間くらい陸に上がれなかった。酔い止め薬はもらっていたけどハードだった。どうやら招待講演者の人たちは、水着を用意するように言われていたらしく、途中で海に入る。。。(デリダ先生は、、「知らんなぁ。。。。」。)やることないので、色々と議論する。とくに、デリダ先生とはそれなりの時間がとれた。今日の講演の話に関連して、どう攻略するか、、とか、5月模型についての話とか。贅沢だよなぁ。そうそう、ぱりじ先生にも5月模型の話をした。デリダ先生もパリジ先生も極めて的確な反応をしてくれたので大層嬉しい「低温相のpure state が問題だな、、うーん、、数値的にはこの辺りで何とかわからないかなあ。。。」などなど。うーむ。やはり、あと一歩踏み込もうか。。