土曜日

インフルエンザの予防接種。後はノート書き。腰はあと一歩なので長時間の作業を封じられての苦しい戦いになっている。ところで、ノートにはversion が変わることに履歴を残しているが、現在のノートの履歴は以下のようになっている。

%\hfill {\bf 10/10/04 Shin-ichi Sasa} %// proof of valid-tiling
%\hfill {\bf 10/10/08 Shin-ichi Sasa} %// preliminary numerical data
%\hfill {\bf 10/10/12 Shin-ichi Sasa} %// introduction
%\hfill {\bf 10/10/14 Shin-ichi Sasa} %// model is changed (btile)
%\hfill {\bf 10/10/15 Shin-ichi Sasa} %// figures
%\hfill {\bf 10/10/16 Shin-ichi Sasa} %// section 2,3
%\hfill {\bf 10/10/19 Shin-ichi Sasa} %// model is changed (ctile)
%\hfill {\bf 10/10/20 Shin-ichi Sasa} %// figures for the new model
%\hfill {\bf 10/10/26 Shin-ichi Sasa} %// Wang cubes
\hfill {\bf 10/10/29 Shin-ichi Sasa} %// New Wang cubes /remove section 3

おそらく、明日にはversion がひとつあがって、% //glass transition というのが加わるはずである。この履歴を見ると面白い。最初の10/10/04に書いたのは14-Wang tile の僕なりの証明の整理ノートに過ぎない。タイルの構成の仕方が僕的にツボで写像を使うのはよいアイデアだから、それを前に出して証明を整理しようとした。ところが、今の版にはその箇所はそっくりそのままない。必要ないから。模型を考えていく手掛かりにはなったけれど、途中から発想が完全に変わって、今は、CA ベースで模型を構築して、その模型の性質として写像も使うという位置づけになっている。この方が自然だし、おそらくもっと別のタイプの簡単な模型もあるに違いない。

ちなみに tiling の分厚い本も取り寄せてぱらぱら見ている。面白いねぇ、みんながみんなquasi-periodic やっている(ように見える)。非線形動力学のセンスからすると、quasi-periodic は規則側に属するので、aperiodic tiling としてquasi-periodic ばかりに焦点をあてるのは不自然に見える。過去の研究がないのは僕的には非常によいことだけど。