火曜日

昨日、卒研発表会の後から金曜日の宿題に没頭する。離散マルコフで動的ゆらぎのlarge deviation を線形非平衡で計算せよ、という簡単な練習問題。(物理として未知で面白いかもしれないことがあるから。)何も前提にせずに定義と最近のイメージだけでとことこ書き換えていたが、手数が増えるとミスも出るし、感覚が式についていってないので右往左往する。

新鮮な空気を入れるため、朝の電車から、カンニングというか、飛び道具というか、Sanovの定理を前提にして計算する。これだと手数は少ないが、何か↑と違っていたりして混乱する。↑の定式化が間違っているのか、、?? などだいぶ混乱した。会議の後でもう一度落ち着いて最初から全てやりはじめて、夜になって、やっと全ての辻褄があった。結局、どこから入っても同じところに行きついて、qq'=\mu \mu_s でひっかかっておしまいになる。

ボーナスとして、おそらくこれで、Sanovの定理の「長ったらしいけど素直な導出」ができるようになったと思う。(先月やりたいなぁ、、と思っていた課題でもある。本にある証明は短いのだけど、どうも技巧的すぎてすぐに忘れるような感じなので自分なりに気持ちのいいのが欲しかった。)いつかこれは切り離してノートを書こう。

しかし、肝心の宿題は分からないまんま。例えば、ここから出発して展開使えば、○○の原理と矛盾しないことはすぐに示すことができるけれど、それじゃぁ何か冴えないしなぁ。「次は、qq'=\mu\mu_s を飼い馴らすべし」、、という区切りまできたからよしとして一旦quit しよう。