火曜日

朝、構造のある媒質中のコロイドの振る舞いなど。うむ、面白い。とくに朝一番のすろべにあの人の話は色々な論点がありえるのであと一歩踏み込んで考えてみてもよいかも。僕的な問題意識だと、相互作用を制御して、自分の思うような相をつくりたいわけだけど。

午後は、日程的にいよいよまずい案件があったので事務仕事にあてる。

バンケットは、最後の最後で用意されていた、古川さんの小貫さんへのメッセージが記憶に残るものになるだろう。

バンケットで、小貫さんに、考え方や発想の仕方について聞いたが、やっぱり超越しているので分からない。例えば、僕の場合には、メインの研究テーマ(今だったら「pure glass をつくる」とか「バイアスアンサンブルを実験でつくる」とか、自分の動機を考えに考え抜いて、誰もがやってなくて、重要性があって、僕ができそうなことを掲げる。そうやってすすむテーマが流行っているものと違うのはそういう意味で当然なのだけど、小貫さんの場合には、そういう考えは微塵もない。結果として得られるものが独創的で意義があるのは勿論周知のとおり。でも、だからこそ、学問全体における位置づけとかはおそらくほとんど見えていないだろうなぁ。氷上さんに似ている気がする。

バンケットで、ぐらにっくさんにまた少し聞く。あぁ、僕が誤解していることもあった。なるほど、、うーむ、、面白い。ついでに、分子デザインの話をふってみたけど、もうひとつ反応がよくなかった。僕のもっていきかた/表現が悪かったのであろう。