火曜日

うまいことタイミングが合ったので、平岡さんが主催する機能性分子セミナーにお邪魔する。かり=りさねん さんという方のセミナーだったが、談話会スタイルで60分ぴったりで素人でも十分に楽しめる話だった。もちろん、分かりやすい研究成果がたくさんあるからこそだけれど。。例えば、こんな話 に代表されるように、分子をデザインしてつくる、ということを手を変え品を変えやっていた。また、質問時間も40分を超えるくらいあったかなぁ。僕も素人質問を2,3したが、その答えも明快で話を自在に広げてくれるので面白いし。(4年生も頑張って質問していた。後で聞いたら、英語のセミナーでの初めての質問だったらしい。緊張して胸がバクバクでした、、と言っていたが、いやぁ、ともかく質問するのはよいことだ。1回目がないと2回目はないし。。)

冷やかしにいったわけではない。僕は、今、分子デザインに興味を持っていて、特に、実験でどこまでどういう風に到達可能なのか、、という現状を知りたかった。特定の意図をもってデザインされた分子を使った新しい熱力学相(ぴゅぁがらす?)とか制御装置を分子レベルで実装された非平衡状態とか、、そういう可能性が気になっている。今日の話でも、「ここに、窓をつけよう」とかいってたけど、制御スイッチを分子の中につくってしまうことも可能になるときも近いのかもしれない... 僕自身の具体的な研究課題としてはまだ空を飛んでいる感じだけど。