金曜日

予定どおり、京大で合計6時間の会議。当然だけど、システムの細部が全く違うので、慣れるまでは時間がかかるだろう。(今は学習モード。)

そのすぐに、メールで質問があった件の議論。彼はいきなり質問を説明しようとしたけれど、最初から全て説明してもらい、いくつかのところで留保(それが正しいかどうかは、一般には分からないけど、今の模型ではOKだとすすむ、、とか;それはもはや正確には正しくないけれど、次の考察の参考になる情報が入っているからすす、、とか)を細かくつけていく。留保があったらすすめないでは、研究は多分(僕には)できないし、一方、留保せずに、ふわふわですすんでいるなら何をやっているのか分からなくなる。普段、院生には、このことは五月蠅くいっている。(どこまでが模型依存で、どこまでが仮定で、どこからが近似で... ということ。)で、1時間後に、質問の箇所に来たけれど、最初分からなかったけれど、「うん、完全に正しい。」ここでは、これまでと同じように、すすんではいけない。近似だといって進んでも得るものはおそらく何もない。だから、ここで止まったのは、正解。というので、論点を理解をしたので、方策を考える。最初から3番目くらいに書いた式に戻って、ここでこうすれば、とりあえずは進むし、間違いでなかれば最後までいけるのでは..というのを絵で説明する。

1時間30分くらいか。最初の質問の部分だけであーだこうだといっていたって、論点がすぐには見えないし、ましてやその解決など考えれない。遠回りのようで、はるかに近道。でも、京大のセミナー室の白板は広くていい。最初に書いた式が残っていたから、さっと3番目に戻ることができる。

こういうのは凄く楽しい。(精神的にはリフレッシュになる。)

風呂も入らずに寝てしまったようだ。