水曜日

おぉ...記憶がない。間抜けなことをして微熱がでたりしたけれど、今は何とか大丈夫。7月の査読4本目も終え、自分の改訂論文の最後の調整も少しづつすすみ、事務書類の多くも終え(本当?これがあやしい)、最低限はすすんでいる。Ohta-Sasaの改訂の終盤作業は8月5日に伸ばしてもらって、自分のもうひとつの改訂論文は8月10日くらいに設定して、残りはもっともきつい放送大学収録だけだが..。

明日の木曜日はほぼ終日案件で、7月最後の会議後に東京を離れる。金曜日は朝から終日大阪大学。(はるか前から決まっていた)セミナーもする。土曜日は朝から終日京都で用事。日曜日は最後の調整になるだろうから、今日の夜に版をひとつあげないとやばい。というわけで、苦行中。(なので脱線して日記に向かった。)

多くの方が、「無謀だ」「大変だ」と書いてくださっているようで、ありがたいことです。(あくまで)できる範囲で頑張るつもりだけど、頑張っている間はやはりつらいなぁ。。このままいくと、情けない状態で収録になると思う。

2年前かな、中高生800人を前にマイクだけで講演したことがあった。あれは、自分の高校生の生活の思い出とかをベースに組んで、最後の15分くらいで少し学問的な話を入れたのだっけ。それも構成には凄く時間をかけた。(かつ、会場に向かう飛行機の中でも頭にロードしつづけて、100パーセントロード完了状態で臨み、もちろん一切のメモを見ずに中学生/高校生の顔だけをみて1時間喋りつづけた。)あのとき、黒板がない喋り、スライドがない喋りがきついことを感じたのだった。

今回は、2本のうちのひとつは「エントロピー力」を主題に45分ある。ミクロとマクロをつなぐ話の典型として、10分なら何とか喋れるかもしれないあたりにはきている。しかし、45分は長い。原稿をどういじっても苦しくなる。ただ何となく正解がありそうな気はしてきたのも事実である。この問題だけに1週間の時間を費やせばひょっとしたらできたかもしれないが、もっと早く終わると想定していた色々な業務が7月下旬まで続いていて...言い訳だけどね。それに1週間ずっと費やしたところで苦悶の時間が長くなっただけの可能性も高いしな。