木曜日

朝の電車(10分だけど)で、(熱、体積、運動量浴の)境界条件の数値実装を考えていたら、ちょっと変な確率分布に従うサンプルを速やかに生成しないといけないことを自覚した。どうやって作るのかな、、大学について紙に書いてみたが、うまい案が中々見つからない。しかし、この分布は確実に伊丹君がすでに通ったはずで、どうやって作ったのかメールで問い合わせた。なるほど...間違ってはいないが、エラー評価が曖昧なのと計算時間が厳しいなぁ。境界ルールとして毎回コールするので、ガウス分布に従うサンプルの生成の高々数倍程度であって欲しい。でも、待てよ、伊丹君のその方針なら結局これと等価だから、あぁ、逆誤差関数が瞬時に計算できればいけるのか。ネットで調べるとその計算は結構高速になっていて、すでに標準装備されているのも多いらしい。僕の使っているのにはない。自分で書くと膨大な計算時間がかかるアルゴリズムしか思いつかないしなぁ...で本日の仕事終了。

あとは長い教授会と「来年度の専攻主任としての初事務仕事」と「科研費関連文書」と「先端事業関連文書」...。でも、その隙間(休憩時間)で逆誤差関数の高速計算ルーティンは見つけた。まぁ、よしとしよう。早くみたいなぁ。

あぁ、そういえば、今日、あるワードファイルの表の入ったページを別のワードファイルに張り付ける、ということを学んだ。今まで2,3度必要があったのだけど、その際、同じ作業に関わっている仲間にお願いしてやってもらっていたが、今回は時間的にこれをマスターしないとまずい状況になっているので。教わったのは秘書さんから。実は3月から秘書さんが僕の部屋にいる。先週はストックホルムなので、僕にとっては今週からだけど。12月末に公募を出すのも、採用者を決定するのも、採用後の手続きをするも何から何まで初めてのことで、初物苦手の僕には結構なストレスだった。でも、こうやって新しい経験をすれば老化防止にはなるかな。(しかし、研究室のソファーで寝っ転がってウタタネできんなぁ。うたた寝から起きたときのアイデアは貴重なのだが。でも緊張感があるのでぼやっとした時間はなくなるからいいのかもしれない。)