金曜日

論文草稿"hydrodynamics from Hamiltonian particle systems" のバージョンをあげる。6月投稿をめざす。

7月会議の発表は、講演に付随した査読付きオリジナル論文を出さないといけない。締切は8月末だけど、発表終わってから作業をしたくないので、発表前には公開したい。オリジナルといっても真にオリジナルというより、視点を変えて整理の仕方を変える程度でよいと思う。(過去の例をみてもそうだし。)特に、Hatano-Sasaはレターひとつしかないので、あれに関わる諸々は知らない人も多い。(知っている人もいる、という意味で真のオリジナルではない。*1)その構成の大枠を昨日決めたので、今日から書こうと思ったが、結局時間がなかった。来週から。

伊丹君の話を実験と結び付けるために中山さんに連絡をとると、すぐに有用な情報を教えてもらった。うむ。。理論らしきものは理解不能で多分無意味だが、現象の整理には役に立ちそう。実験データの具体的な数字は気になるところだが、検討は伊丹君にまかす。

上田君から、「とある研究」との関係が分かったとの連絡がくるので、聞く。おぉ〜....何と。少し驚いた。ランダム系の研究は僕はまだ素人レベルで空にいる感じだなぁ。地につくには、膨大な計算をして、とことんまで納得する過程が必要だと思うが、それが不十分。(僕のわずかながらの計算の寄与は単なる算数の部分。)

川口さんがきて、話をする。前に曖昧だった点をほぼ完全にするということを納得。(ここまできたら、本丸を倒したくなるのだが、それは保留するという合意なので。。)あとは論文草稿のプレゼンで気になったことなどを話をする。流れで、流体関係の話やLYの話も。歩きながら考えていたことを初めて白板に書く。

夜、明日のプレゼン準備。5分...「え。5分ですか?」「もっと長くてもいいです。」うーむ。。。

*1:こういう区別はむつかしい。うどの2005年くらいの有名な論文はほぼ完全に同じ内容は個人ノートでは2001年くらいには持っていた。Hatano-SasaもFTも同じように捉える算数の便法を見つけるのは自明に近い作業だから。ただ、そんなことで論文書く意欲はなかった。でも、多くの人にとっては、違う見方で説明されると納得できる、というのは確かにあるのも事実だと思う。今回目指すのはSSTでのそのあたりの路線。