水曜日

statphys会議録論文:最低限書くべきことは書いたので、スタイルファイルにいれて、参考文献をつけて、全体をみる。段落構成を再度検討してあれこれ入れ替える。今日は9割ほどをこの仕事についやした。真に新しいことはないが、Hatano-Sasa や KNST を僕の最初の動機にそって再構成した版になっているので、個人的には気持ちがよい。また、二つの話が同じ方針の結果として見えるのも、個人的には気持ちがよい。対称化シャノンに至る道の必然性もよくわかるのも、個人的には気持ちがよい。(ただ、2007年の段階でここまで構造が見えていたわけではない。考える出発点は今回のと同じだが、途中から歪んでやけくそで着地した感じになっていた。その歪みをとった形になっている。)また、力の可逆部分とか不可逆部分という言葉を2001年の論文で書いてあるのだが、それをきちんと説明していなかったので、その補足も明示している。というわけで新しい内容も含んでいるので、会議録論文として査読に耐えれるだろうと思う。(単なるレビューだけではダメだよ〜という通達がきている。)何とか月曜日までにver.0 を作れるかなぁ。ただ、指定分量が20 page plus/minus 5 page なんだが、現在、12 page あたり。うーん最低ラインの8割で勘弁してもらえるかな。。12 page でも結構長い。

合間に、本をちらほら見る。ひとつは、関本さんの英語本の8章。「センサーを使った自励系の自由エネルギー変換」講演を2度聞いてよくわからず、直接聞いてよくわからず、でも、何か大事なことを言っている気がする...。関本さんの話はそういうのが多い。ぱらぱら本をみてもやはりよく分からないが、いよいよこれをちゃんと理解するときかもしれない。もうひとつはレスラーさんの「endophysics」内在物理学と訳すのだろうか。気になる章をめくると、その前の章の謝辞が目に入った。。蔵本さんと富田さんへの謝辞だった。(僕のボスとそのボス。)ふーむ。。で、問題となる章を見る。ふたつの粒子が運動するのだが、ある粒子の状態が他の粒子の障害となっている場合の相空間を観察し、そこに新しい原理が必要ではないか、、と説明する。難しい。具体例はあるが、これは複雑すぎるし、そこから発展する一般的な議論はすぐには消化できない。この二つの話と関連するかもしれない様相を考えたくなって、昨日からちらほら頭でくっていた。今日は家族がいなかったので一人で夕食をとり、その時間に頭でやっていた。とある方針でつくっていたが、そう簡単にはできないか...。↑の仕事に戻っていると、気になるメールがくる。そこに添付された図をさっとみると何やら夕食のときに考えていたのと似た絵がある。気になりつつも、まずは今日予定していたところまで↑の仕事をやる。仕事がひと段落ついたところで添付された図をちゃんと見る。なるほど〜。見事だわ。さて、これから、どうなるのかな。関本さん、レスラーさん、そして、悪魔に関わるみなさん... 明日はどっちだ。